Archive Anecdotage

2. ピート・ロビンソン

キーボード奏者のピート・ロビンソンが、アース・ウィンド&ファイアのセッションに参加した時のことを話してくれた。ロス発の便が遅れたため、「シカゴに到着した時には気が焦っていて」と紳士らしいイギリスアクセントで語る。「スタジオに着いてみると、白人は僕だけ。しかも恥ずかしいことに、誰がミスター・アースで、誰がミスター・ウィンド、ミスター・ファイアなのか、まったく知らずに到着してしまったんだよ。」

「廊下にデッカイ男が立っていて、『エクスキューズ・ミー』と断わりながらそのお腹の横をすり抜けたんだけど、その時ふと上を見てしまって、そしたらこんな大きいのは見たことがないというような巨大な鼻の穴が目の前にあって。そいつの目はその穴の陰に完全に隠れてしまっていて見えなかった訳。で、どうしてそんな事を口走ったのか自分でも分らないんだけど、『グラサン、カッコいいじゃん!』と言ってしまったんだよね。で、ハモンドオルガンの方に走っていく間、『おい...俺の鼻だぞ』とグチる声が遠くから聞こえてきた...」


(c) Ian Gillan 1996

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