Questions - you got 'em; answers - we got 'em

第53回: モーズからの助言、習うより慣れよ、ロジャー(了解)Slow Train、時間の謎、退屈なアリス

From: jenny_loves_horses@hotmail.com (Jenny Rycroft)

ハイ、イアン

質問の前に、9月15日のポーツマス公演観に行きました。最高の演奏だったです。これまでもいくつかのバンドを観たことがありますが、パープルが飛び抜けて良かった!!! 私は14歳と言うとびっくりするかもしれませんが、本当のことです。3月13日には15歳になるけど。多分覚えてないと思いますが、ステージ前に立っていた赤がかった茶色の長髪の女の子が私です。演奏中何度も私の方を向いてにっこりしてくれて、ものすごく嬉しかったし、信じられませんでした。パープルを観て以来ギターに興味が出てきました。他にも持っている楽器はユーフォニューム、トロンボーン、ソプラノリコーダー、トレブルリコーダー、クラリネット、フルート、テナーサクソフォンです。ギターは弾いたことがありませんが、クリスマスに買ってもらうことになっています。

さて質問ですが:

  1. 次のイギリスツアーはいつですか?
  2. バンドのメンバーはどんなペットを飼っているのですか?
  3. スティーヴ・モーズにギターを勉強するためのコツを聞いて貰えますか?
  4. こんなに長く活動していて、どうやってあんな名曲ばかり作曲できるのですか?
  5. バンドはどうやって始めたのですか? 私も学校の友達とバンドを始めたいので、是非聞かせて下さい。

答えていただければとても嬉しいです!

じゃ、さようなら!!

Jenny

ハロー、ジェニー

お便りと暖かい言葉どうもありがとう。

ギターの勉強を始めたばかりだという人に先週たまたま出会ったところ、「勿論まだあまり上手く弾けないしコードも少ししか覚えてないけれど、その他の事が変わってきた。音楽に対する考え方、人生に対する考え方が以前とは違う」と言っていた。興味深い話だよね。

どんな楽器を弾くにしろ、どうか楽しみながら演奏して欲しい。それが一番大切なことで、その他はおまけだ。

質問への答えは...

  1. この先数カ月の間はレコーディングに費やすので、ツアーはいつになるかまだ分からない。初夏にはリリースできることを願っている。その後ワールドツアーの予定で、もちろんイギリスでも公演するけれど、まだはっきりした日程は決まっていないので、このサイトを定期的にチェックしてみて下さい。
  2. 自宅にいないことが余りにも多いので、自分のペットを飼うことはできない。お互い愛情が湧いた上で放っておきっぱなしにするのは動物にとっても可哀想なことだから。僕の自宅には猫と犬がいて、家族がとても可愛がっているし、僕も家にいる時はなるべく可愛がるようにしている。バンドの他のメンバーも似たような状況だ。
  3. 聞いてみるよ。
  4. 嬉しい言葉をどうもありがとう。練習と情熱のコンビネーションから生まれる、技術的能力の向上と自分を表現したいという意欲の賜物だと思うよ。
  5. ロジャー・グローヴァーと僕が1969年に参加した頃にはディープ・パープルは既に3枚もの名作を発表していた。実際バンドを始めたのはジョン・ロードとリッチー・ブラックモアで、その後イアン・ペイス加わり、そしてボーカルのロッド・エヴァンスとベースのニック・シンパーが加わったんだと思う。僕の最初のバンドは62年で、バンドをやりたかった僕が、道で知らない人を引き止めてミュージシャンについて色々質問した...というのがきっかけだ。(その彼はアンディという名前で、今でも連絡を取りあっている。)ギタープレイヤーだった彼がその次の土曜の朝、友達を引き連れて僕の家にやってきて、その頃僕達の生活の全てだったポップやブルースの曲をちょっとずつコピーし始めた。特に大きな野心があった訳じゃなく、これでこの先どうなるかなんて考えず、ただお楽しみで演っていた...それは今でも同じだ。

Cheers, ig

スティーヴの返答は以下の通り。どうもありがとう、スティーヴ。ig

『まずチューナーを買うこと。そうしないとチューニングが狂ってばかり!と大騒ぎして練習どころじゃない。それから 基本的なコードの形のレッスンを受けた上で、バー・コードをいくつか覚える。そこまで行けばリズムギターは弾ける訳だし、 他のミュージシャンと一緒に演奏することも可能...だから是非そうすることを薦める。一番速く上達する方法だ。 他の人と一緒に演奏していると、自分一人で演奏するよりも自分の限界をもっと押し広げることができるから、なるべく 定期的に集まって一緒に演るのがいい。グッド・ラック。演奏を楽しむのも忘れないで、次の練習が楽しみだという 状態を保つように。Steve Morse

From: alessazone@yahoo.com (alessa sindoni)

ハロー、イアン

飛行機操縦技術のオンライン教員が薦めてくれた "Fate is the Hunter" という本を読んでいるところですが、"The Aviator" はこの本を元にしているのですか? それからロンドンで「友達とお喋り」に忙しい毎日とのことですが、デイリー・テレグラフ紙のクロスワードやってますか? 私にはすごく難しいんですが。

Fly-girl/Dregsdancer

ハロー、アレッサ

お便りと質問どうもありがとう。

"Fate is the Hunter" は読んだことがないけれど、探してみようと思う。"The Aviator" の背景は Wordography セクションで説明してある。フロントページのメニューで "the basement archives" をクリックしてアクセスできる。

クロスワードはデイリー・テレグラフその他、毎日やっているし、e-クロスワードも購読している。バスの中でもどこでも、起きている間はいつもギターの練習をしているスティーヴ・モーズにとってこれはずっと大きな謎だったらしい。

バスの前方にお喋りにやってくる度に、不思議そうな顔で僕の方を見ていた彼だが、ある日ついに「おい、イアン、なんでいつもクロスワードパズルばっかりやってるんだい?」と聞いてきた。

「あんたと一緒だよ、スティーヴ。練習してるんだ。」

スティーヴがにっこり笑い、お互い...理解がもう一歩深まった瞬間だった。

Cheers, ig

From: simba-a@karelia.ru (=?KOI8-R?Q?=E1urine?=)

ハロー、ミスター・ギラン

質問があるのですが、答えて頂ければ幸いです。"Fireball" についてです。

すごくいいアルバムで、僕のCDプレイヤーに一番頻繁にかかっているのこの作品です! ただ僕の問題(他に何と呼んでいいのか分からないので)は、"Fools" はどんなことをどう感じながら書かれた曲なのか分からないということ... この曲のアイディアはどこから生まれたものなんでしょうか。メインのメロディーをチェロが奏でる、素晴らしい曲ですが、そこでさらに質問。ライブでもチェロを使ったのですか? ミスター・ロードのキーボードの音だなんて言わないで下さいね、私は音楽学校出身で、本物の楽器と電子楽器との違いは分かるつもりですから。

それからすみませんがもう一つ質問です。どうして Wordography のセクションに "Slow Train" の歌詞が掲載されていないのですか。以前このQ&Aで "I'm Alone" での貴方の声はエルヴィスみたいだと言っていた男性がいましたが、私も同感です。でもそれを言うなら "Slow Train" こそ貴方のロックンロールに、ちょっとエルヴィスのタッチ、それにヒップホップやラップ、そしてさらに何かが加わった素晴らしいコンビネーションだと思います。本当にこのアルバムは黄金の名作の一枚です。ミスター・ギラン、ちょっと長いお便りでごめんなさい、読んで下さってどうもありがとう。質問に答えて頂ければ大変嬉しいです。

バイバイ :-)  Aurine
PS.  下手な英語でごめんなさい。

ハロー、オーリーン、

興味深い質問をどうもありがとう。

"Fools" についてはその内 Wordography セクションで説明するつもりだ。これまで僕が書いた曲や、僕も参加して共同で書いた曲すべてについてのちょっとした説明をアップできるまで、ずっと続けていきたい...ので、本当はここでは何の説明もしない方針なのだけれど、君はいい人のようだからお教えしよう。あれは人間の内部に潜む悪についての曲だ。

「チェロ」の件に関しては、あれはチェロでもなく、ジョン・ロードでもない...リッチー・ブラックモアだ。ギターのボリュームを下げておいて弦を弾き、ボリュームのスイッチを回して音量を上げていく...その結果チェロのボーイングによるエフェクトに似た音になった訳だ。なかなか凝っているだろう。

さて、ここで白状しなくてはならない。"Slow Train" についての質問を読んで、そんなタイトルの曲知らないなあと思い、ロジャー・グローヴァーに聞いてみた。以下その通信の復元だ。

件名: Slow Train
差出人: IG
宛先: RG

ハイ、Rugged [ 訳者注: ロジャーのニックネームの一つ。詳しくはWordography の "'69" のページを参照 ]

"Slow Train" って曲について何か知ってるかい?

じゃあまたな、ig

件名: Slow Train
差出人: RG
宛先: IG

ハイ、 IG、

あんたも一緒に作曲してレコーディングした曲だよ。

"Slow Train" は "Fireball" の25周年アニヴァーサリー盤に収録されている。"The Mule" と "I'm Alone" と一緒にオリンピック・スタジオで録音されたものの、アルバムには使われなかった。その後奇跡的にも以前のマネージメントおよびレコード会社が見つけて再発していなかったので、レアなお宝としてアニヴァーサリー盤に収録できて良かった。

これで役に立つかな。

グッド・ラック
RG

件名: Slow Train
差出人: IG
宛先: RG

ハロー、ロッジ

ピンクパンサーの言葉を借りて言うと...「ああ、それなら俺も知ってたさ。」

またね、ig

いやはや、まったくお恥ずかしい限りだ。そんな訳で "Slow Train" もいつか Wordography セクションに加えよう。君(と勿論ロジャー)のお陰だ。ありがとう。

The Javelins のアルバムがまた再発された。僕のお気に入りの作品なので、よければ探してみてくれ。実はもう1枚出す予定で、既に準備が進んでいる。最初のCDは "Sole Agency and Representation" というタイトルで、パープル・レコードから発売中、カタログ番号はPUR 311。詳しくはフロントページのメニューで "odds and sods" から "Javelins" を選択してクリックしてみるといい。ちなみに "Raving with the Javelins" というレコードは僕の知らないものだ。

Cheers, ig

ところが... (Steve / 編)

From: charlie.1@ntlworld.com (Charlie Jeffreys)

ハイ、イアン

第50回でのQ&Aにおけるパープルとビージーズについてのクイズの投稿者が正解を知らせてくれるのを待っていると第52回目に書いてありましたが、その彼(Richard Malt) は既に第51回でジョン・ロードその他の説が正しいと発言しているようです。この順序の変則は "Child in Time" の演奏中、高周波数の叫び声と共振する超音波のギターソロによって時間の破裂が発生したことに基づく時空連続体のグリッチによって生じたものではないかと思えます。

ちなみに確かジョン・ウィンダム著の "Chronoclasm"(時間の破裂)は読みましたか? タイムトラベルに伴う危険についての本ですが。

さようなら
Charlie

ハロー、チャーリー

興味深いご意見、どうもありがとう。確かにどの点についても君とジョン・ロードが正しいよ。

ただしタイムトラベルも最近はかなり安全かつ信頼できるものになってきていることは指摘しておく価値があるだろう。近頃じゃ将来そうじゃなかった時に比べて、行ったり来たりしてる自分にバッタリ出くわすことも滅多になくなってきたものだ。

Cheers, ig

From: miroe@dc.com (Roe, Michael (US - Atlanta)

ハイ、イアン

"Space Truckin'" の歌詞、どうもありがとう。なんてはつらつとした曲なのか、すっかり忘れかかってました。一つ質問。"Boring Alice" って誰のことですか? アリス・クーパーじゃないですよね? ちなみにアリスとの交友歴は? 最近の彼の作品はどう思いますか? いつもいつも素晴らしい音楽をありがとう!

アトランタの Michael より
miroe@dc.com

ハロー、マイケル、

お便りと質問どうもありがとう。"Boring Alice" というのは空の上の色んな物という文脈での言葉遊びで、オーロラ(Aurora Borealis)のことなんだ。オーロラ見たことあるかい? 素晴らしいよ。

アリス・クーパーのことはいつもスクリーミング・ロード・サッチのその後だと思っていた。僕からの最高の賛辞だ。彼がいなけりゃこの世はもっとつまらない所になっていただろう。

Cheers, ig

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