Questions - you got 'em; answers - we got 'em

第56回: ウェンブリー、作詞作曲、フランクなコメント、言語の達人、例のお叫び、静かな犬

From: peter.de-vall@ntlworld.com (peter.de-vall)

イアン、

6月のウェンブリー・アリーナでの公演とても楽しみにしていますが、一体どういう形式のコンサートなのか、またレイナード・スキナードはどの時点で出演するのか気になります。パープルの前、それとも後、それとも2バンド一緒に演奏するのでしょうか?

cheers
Lee and Rachel(イギリス・コルチェスター)

ハロー、リー&レイチェル、

僕も楽しみにしている。いい雰囲気のショーになると思うよ。まず前座(誰なのかはまだ知らない)が出て、それから僕達のゲストであるレイナード・スキナードが出演。最後にディープ・パープルだ。

Cheers, ig

From: foxyroxy@jet2.net (Scott Bell)

ディアー・イアン、

まず最初に Purpendicular は史上最も素晴らしいアルバムだと思います。最高の一言に尽きます。そこで興味があるんですが...バンドでの作詞・作曲は、どんなプロセスで為されるのか教えて下さいませんか。

予め歌詞を用意しておいて、それを基にジャムセッションで曲を作っていくのか、それともバンドの誰かが曲のアイディアを用意しておいて...? 教えて頂ければ嬉しいです。

新アルバムが待ち遠しいです、本はすごく良かった!

どうもありがとう...

Scott "The Aviator" Bell

ハロー、スコット

お便り、暖かい言葉、そして質問をありがとう。

スタジオもしくはリハーサルスタジオでジャムを行い、そこからアイディアを進めていくというのがいつもの方法だ。スティーヴやロジャーが、曲としてかなり煮詰まったアイディアを用意してくることもよくあり、それを全員でパープル化する。全員がアイディアを出し合いながら、半日ずっとジャムを続けることもある。そういった共同作業だが、本当のことを言うとその過程の中で僕はどちらかというと部外者で、ジャムが繰り広げられる中、自分が歌えるような部分を探すことに専念する。

このプロセスにおけるロジャーの貢献は大きく、ジャムセッションの全てをDATに録音した上で、夜の間にそれを聞き返して、現場で僕達が気付かなかった部分に使えそうなリフやフレーズが潜んでいないかどうかチェックしてくれる。またパープルのアレンジにおいて、リズムセクションが果たす役目は大きい。こうしてそれぞれのメンバーが持ってきたアイディアを、全員でにぎやかに(たまには喧嘩しつつ)発展していき、バンドの特色が加えられる。

歌詞はロジャーと僕が担当。一緒に書くこともあるし、どちらかが一人で書く場合もある(例えばシャワーを浴びている最中にアイディアを思い付き、その場で一曲分すべて完成した時など。)

たまにだがメンバーの誰かが既に完成した曲を持ってくることもある。その場合はその曲の作曲クレジットはその本人のものとなる。

Cheers、そしてこちらこそありがとう、 ig

From: branworld@everything-space.com (frank quiring)

ハロー、フランクといいます。新アルバムのニュースを読んだところで、とっても嬉しい限りです!!!

同時に気になるというか、ちょっと不安というか...全てが超スピードのこの世の中、5ヶ月も待つのは僕のような年寄り(実はまだ43歳)でもツライです。「過去の作品とは比較できない」と言われると、本当にドキドキ。もしかしてヒップホップとかテクノ路線なんじゃ?!と不安です(笑)。とにかくそうじゃないことを祈ってますが...

ちょっと脱線しましたが、とにかく新作が今世紀最大のセンセーショナルな、素晴らしい、ベストセラー作品になることは疑ってません。これまでのパープルのアルバムがどれもそうだったように(マーク4とか、うーん、マーク5の作品も含めて。)ちなみに僕はこれまでに発表された公式アルバムおよび公式ライブアルバムは全部持ってますが、これってわざわざ言う価値ないですよね? パープルファンならみんな持ってるだろうし。じゃ、言わないことにします(笑)、忘れて下さい。

ほぼ忘れかけてましたが、質問です。これまで僕が見た公演(84年以来7回)では、いつも貴方のボーカルは信じられないぐらい凄くって、最高でした。全ての公演で声の続く限りギリギリまで歌い尽くしているという印象を受けたのですが、公演と公演の間に、次の“闘い”に向けて声のコンディションを整えるために一体どんな事をしているのでしょうか? 現在一番知りたいのはこの件です。

皆さんを再度ステージで見る日をとても楽しみにしています。どうぞそれまでお元気で。

Frank

ハロー、フランク

お便りと質問、そして心配してくれてありがとう。アルバムについてはここでは詳細を述べないことにしているのでお答え出来ないけれど、同時にファンの間で色々な推測が飛び交っているだろうことも想像できるので、一言。新作はヒップホップでもテクノでもないので、ご安心を。

僕の声に関して。暖かい言葉をどうもありがとう。別にこれといって何かしている訳じゃなく、ただなるべく健康を保ちながら人生を楽しもうというのが僕のポリシー。病は気からというのは本当で、精神の健康が一番大切。

Cheers, ig

From: facehead360@hotmail.com (FaCeHeAD Is Not Dead)

ハイ、イアン

僕はあるバンドでボーカルを担当してるんですが、曲と曲の間の観客に向かってのお喋りで、時々何を言おうかと行き詰まっちゃうんです。初期のパープルのライブアルバムを聴いてみたところ、色んなクレイジーな事を言ってますよね? しかもあらゆる言語を操って。凄いなと思います。これまでのステージでのクレイジーな語録、もしよければリストアップしてみて下さい。
Cheers, Macca
(FaceHead のボーカリスト、HPはhttp://www.facehead.20m.com 。 ゲストブックに記入して貰えれば、これ程光栄なことはありません。)

PS うちのバンドで "Smooth Dancer" のすっごくいいカバーバージョンやってますよ (*^ ^)
PPS バーミンガムのNECでの公演では、しっかり声援させてもらいます

ハロー、マッカ

お便りどうもありがとう。うん、観客に向かってのお喋りは難しい...。パープルはいつも曲と曲の間のチューニングにものすごく時間がかかるバンドだったので、その合間どうやって観客に話しかけて退屈させないか、僕が習得するしかなかった。リッチーが僕の側にやってきて「ちょっとジョークでもかまして時間稼ぎしてくれ、あと10分かかるから」と耳打ちすることもしばしばあった。

僕の経験では下らないジョークを言っても観客は喜ばないから、思い付いたことを延々とお喋りするのが一番いいだろう。次に演る曲に何らかの関連があるお喋りならボーナス点が付くけど、ただ意味もなくお喋りしたい気分なら、それでいいと思う。バンドのメンバーのことや、いつ次の曲が始まるかなんて考えずに、とにかく喋る。演奏の準備が出来たら、向こうからストップをかけてくれるから。

ちなみにゲストブックに書き込んでおいたよ。

Cheers, ig

From: ortaleyal@bezeqint.net (eyal)

ハイ、イアン

イスラエルのファンです。僕にとって貴方は史上最高のハードロック・シンガーで、このジャンルへの貴方の貢献は音楽学校のカリキュラムに加えて研究されるべきだと思います。僭越ながら僕の見解では "Child in Time" そして "Into the Fire" が貴方の最高の作品だと思います。そこで質問。この2曲の歌詞は、言葉の間にシャウトすることを事前に考えながら書いたものなのでしょうか、それともレコーディングの際に本能的に叫んでしまったのか、その辺り一体どういう過程だったのでしょう?この名曲2つを聴いている限りでは、サウンドとビートに合わせて歌っている内についつい叫んでしまった...という光景が浮かび上がるのですが。

という訳で、貴方のこの叫び声の起源についてお尋ねしたいです。貴方自身の発明なのか、誰かの提案でシャウトし始めたのか、この2曲に関して、その辺りについて聞かせて下さい。

どうもありがとう

PS イスラエルに来たことはありますか? 近々この地で公演を行って、我が国のファンを喜ばせてくれる予定は?

再度ありがとう
ADIR (イスラエル・ネタニア)

ハロー、アディール

お便り、コメント、そして質問どうもありがとう。1969年にパープルに参加する以前、僕とロジャー・グローヴァーはエピソード・シックスという、「ハーモニー・ロック」とでもいうカテゴリーのグループで活動していた。リードボーカルの入らない部分ではメンバー6人全員の声がアレンジされ、その中でいつも一番高い声域の部分は僕が担当、普通のファルセットから、その後僕の十八番として有名になった叫びまで、高音域でのボーカルを色々試していた。

色々な制御が効く範囲でどこまで声域を伸ばせるか、色々試した結果ここまで達した訳だ。「叫び」というとコントロールされない怒鳴り声というイメージがするが、僕にとってはハーモニーの領域を拡げるという意味があった。バンドの演奏と協調するボーカルでなければ、音楽的には失敗だから。

その後パープルに参加してからも、このテクニックを歌のメロディーに応用するのはごく自然なことだった。自分の声域ギリギリのところまで声を伸ばせたのは、歌っている最中に僕の身体の中で自然にギアがアップして、そこまで連れていってくれたというのが真実。意図して発明した訳でもないし、ただ起こっただけだ。ちなみに "Fire" で有名になったアーサー・ブラウンという歌手がいたが、彼の「叫び」もなかなかのものだった。

僕はイスラエルには行ったことはないけれど、僕が強制的に休みを取らされていた頃(J.L. ターナー時代)のパープルは公演で訪れたことがあり、後でロジャーからすごく楽しかったと聞いた。近い内に僕も行く機会があるのを楽しみにしている。

Cheers, ig

From: CRAPPIESLAERZ@webtv.net (Permit King)

"Hush" の冒頭で聞こえる犬の遠吠えですが、あれはどんな種類の犬だったのですか?

どうもありがとう

ハロー、また君か

そりゃハッシュパピーだよ、当然。

Cheers, ig

Back to the Q&a index
 に戻る