Questions - you got 'em; answers - we got 'em

第64回: モニターミックス信仰、微笑むオーフス、やったの?するの?、
言葉の達人、クリスマスアルバム?

From: Johnnyangel94@aol.com

ハロー、イアン

あなたのボーカルと叫びはいつも僕にとって最高。去年は僕の名前も入ったサインを頂いて、本当に嬉しかったです、ありがとう。

さてブラック・サバスに在籍していらした時代と当時のサバスのアルバム "Born Again" に関連する質問ですが、その後のインタビューでアルバム用に録音されたものの、お蔵入りして日の目を見ていないエクストラトラックがあるとおっしゃってましたね。またアルバム自体に関しても「オリジナル(発売されたものよりも優れた)」のミックスを所有していらっしゃるとか。

サバスでの貴方の活動およびこのアルバムが大好きだったファンはたくさんいると思うし、その代表としてお聞きします。未発表のそのトラック、そしてオリジナルのミックス(そしてサバス以外の時代も含め、他にもあるだろうあなたの秘蔵マテリアルを)リリースすることを考えたことはありませんか? パープルファンもサバスファンも大喜びだと思うのですが。あなたの作品を集めたボックスセット、もしくはパープルファミリーのボックスセットの一部として発表しても面白いと思うのですが。サバス側はこのずば抜けたラインナップの時代のことはすっかり忘れたらしく、マーク1時代のレア物やコンピレーションのみ発表を続けていきたいようなので。

メールを読んでいただけて光栄です。この提案についての回答や意見を聞かせていただければもっと嬉しいです! どうもありがとう。

Johnny (Joe) Angel
シカゴ

ヘイ、ジョー

暖かいお言葉をどうもありがとう。

数カ月前、アナログ音源をデジタルに変換するために Sound Audigy カードを購入したところで、2日程かけて約600本の古いカセットを整理する機会があった。

良い知らせと悪い知らせの両方あるんだが...すっかり忘れていた素材(デモ、未収録曲、ラフミックス、作曲セッションの記録、インタビュ−、その他過去20年の色んな興味深い素材)を再発見した上、どれもいい状態のままだと確認した。

特に貴重な発見の一つが "Born Again" のモニターミックスで、時々インタビューで言ってたのはまさにこのテープのことだ。レーベルに手書きでアルバム全曲がリストされており、マナースタジオ等のクレジットも入っていたので、再生してみたら3曲("Trashed"、"Ditigal Bitch" とあともう1曲は何だったか覚えていない。かなり前の話だし、6ヶ月程家にちゃんと帰ってないから)しか収録されてなかった時どれだけがっかりしたかは想像がつくだろう。

とりあえず他にもお宝は色々あるので、いつか選りすぐってリリースする可能性もありだ。このテープも間違ったケースに入っていただけで、本物がまたどこかから出てくるここともあり得るからね。他もチェックしないことには分からない。

それからもう一つ。僕の言ったことがどこかで間違って引用されたんだろうという気がする。ボーカル入りのエキストラトラックが存在したという覚えはなく、"Born Again" のセッションからのインストルメンタルのスケッチがいくつか、その後消去されるべきだったのに消されずそのまま残っているかもしれない(よく覚えてないが一部はラフボーカルも入っているかも)というだけだ。とにかく僕にとってあの作品はとても特別なアルバムだ。

Cheers, ig

From: hrd1909@worldonline.dk

ハイ、イアン

20年ほど気になっていた質問の前に、パープルの新アルバム "Bananas" には嬉しい意味ですごくビックリさせられたと言わせて下さい。昨日買ってきてまずじっくり3回聴き、その後他のことをしながらバックで5〜6回聴きましたが、この方向性はすごく良いです。恥ずかしながらこのアルバムを買ったのは11月29日のオーフス公演を観に行くので知らない曲が数曲あって楽しめないといやだからという理由からだったのですが、何てバカな僕だ!と気付きました。観客の中で僕を見つけるヒントは、5列目でニコニコ笑いながら新曲の歌詞を全部記憶してるバカ者、それが僕ですので探してみて下さい。

さて質問です。1983年ブラック・サバスのコペンハーゲン公演でのアンコールは "Paranoid" と "Smoke on the Water" でしたが、その順番でしたっけ? あまり意味のない質問のように思えるかもしれませんが、僕と友達の間でここ20年の間いつも論じている点なんです。

11月29日、オーフスでお目にかかるのを楽しみにしています。ああもう待ちきれない。今後も頑張って下さい。

Henrik

ハロー、ヘンリック

お便りとコメントどうもありがとう。先日の公演で君を見つけるのは難しかった。オーフスの5列目の観客はみんなニコニコ笑ってたから。

ブラック・サバスのアンコールについてだが、まず "Smoke on the Water" それから "Paranoid" という順番だった筈だ。"Smoke" は僕の関わった曲ということで演奏されたんだが、それを公演のラストに持ってくることは絶対なかったと思う。

Cheers, ig

From: Aurelio.Santos@senior.com.br

僕の名前はアウレリオ、ブラジルからお便りしています。

これまでずっと長い間、素晴らしい音楽で僕達みんなを喜ばせてくれてきたことにまず感謝します。2日前に "Bananas" を買いましたが、 偉大なアルバムです、素晴らしい!

過去に何度か、痛いところを突っ込んだ質問も拒否することはないと書かれてましたね。多分これもその一つでしょうが、長年のキャリアにおいてドラッグ関係のトラブルは体験しましたか?

そしてもう一つ痛い質問です。もしリッチーがブラックモアズ・ナイトのアルバムに参加してくれと言ってきたら、どう答えます?

クリティバで僕にとって初めてのパープル公演まであとわずか、毎日指折り数えてます。きっと忘れられない夜になることでしょう。

そうだ、ブラジル公演のトリはパープルかどうかも教えて下さいますか?

Aurelio

ハロー、アウレリオ、

ブラジルからのお便りと質問どうもありがとう。既にご存知のようにクリティバ公演は当局の信じられないような言いがかりのせいでギリギリになってキャンセルされた。バンド及びプロモーター側は何ヶ月も前に既に必要な書類を用意してあり許可もちゃんと下りていたので、当局側は別の動機があったに違いないと推測するのみだ。ここでは僕の推測を述べるのは控えさせてもらっていいだろうか。中止された公演をまた別の日時に行う計画が進んでおり、余計なことを言ってトラブルを生じることになるのは避けたいから。ブラジル全体の観客の反応には僕達みんなとても感動したし、ぜひまた訪れて今度はクリティバでもちゃんと演奏したいということだけはお伝えしておきたい。

当ウェブサイトでゲストブックを閉鎖することになったのはとても残念だった。検閲なしに誰もが書き込めるオープンな場は(理論的には)とても素晴らしいものだが、残念なことに数少ないサイバー・ファシストの連中のせいで閉鎖せざるを得なかったんだ。「もうたくさん!」という判断を下す羽目になったのはCarambaだけではないだろう。

そこで代りに現在はQ&Aを設置したのだが、ゲストブックからの転向の時点で失礼なメール以外は検閲いっさい無しのポリシーを約束した。もちろん主観的判断が入るのは仕方ないかもしれないが、今でもそのままだ。

まず最初の質問だが、それに対してはいつも「トラブル? あるよ、全然何も入手できないってこと」と冗談まじりに答える習慣だったんだが、冗談じゃ済まない事項だろうね。実のところ僕達はドラッグシーンとは全然関わっていなかったので、同じ年代のミュージシャンの多くに起こったような悲劇は避けることが出来たんだ。僕が初めてジョイントを吸ったのも38か39歳になってからだし。ちょっと待てよ、70年代初期にアメリアツアー中、某ボーカリスト&ドラマーがくれた何かをちょっとだけ吸ったことがあるっけ。すぐに性欲にガーン!と来て3日間苦しんだ挙げ句、もう絶対ドラッグはやるものかと誓った次第だ。

2つ目の仮定の質問に関しては、この件はタッチしないのが一番だと思う。お互いもう昔のことは忘れてそれぞれの人生を歩み、要らぬ推測で感情を刺激するのは止めた方がいいと思う。という訳でどうもありがとう、いやでも結構です、というソツのない答えでいいかな。

Cheers, ig

From: swanndog71@msn.com

ディアー・イアン、

"Bananas" は実にロックしてるアルバムだと言わずにはおれません。もちろん私は70年代のパープルの大ファンだし、80年代のアルバムも大好きですが("House of Blue Light" は今でも私の最もお気に入りのロックアルバムの一枚です)、ここ数年のモーズが加わったラインナップ、そして最近のエイリー参加後はますます凄いです。2〜3年前カーラジオを聞きながら高速を走っていたところ、それこそ圧倒されるような曲が流れてきました。曲の後でDJが今の曲はディープ・パープルの新アルバムから "Any Fule Kno That" でした...というのを聞いて、すぐにアルバム全部を聴きたくなり、"Abandon" を買い、そして "Purpendicular" も買い、最近 "Bananas" も入手したところです。音といい歌詞といいその気合いといい、ワーオ! 今日のアメリカのラジオが最近のパープルの音楽の魅力に気付かず、うるさいだけのゴミ音楽ばかりプレイしてパープルを全然かけてくれないのは残念としか言い様がありません。

お尋ねしたいのは、あなたのとても個性的でユニークな歌詞のインスピレーションは一体どこから得られているのかということです。本を読んでインスピレーションを得るということはありますか? 特定の著者もしくは詩人がいますか? 言葉やフレーズを使って、センテンスを繋ぎ合わせて創り出されるあなたの歌詞は、クールなロックの歌詞という領域を超えた、言葉の達人と呼んでいいものだと思います。最近じゃ他にあまり例をみないですよ。

それからもしアルバム1枚だけを持って孤島に取り残されるとしたら(もちろんその島に電気が通っていてステレオがちゃんと作動するという過程の下で)どのアルバムを選びますか?

2年前、スキナードとニュージェントとのオクラホマ・シティ公演は素晴らしかったです。"Bananas" ツアーでもまた訪れてくれることを祈ってます。"Razzle Dazzle!" と叫んでる奴を見つけたら、それは私です。

いつもいい音楽をありがとう、年末年始、いい休暇を!

Shannon Don Wann
オクラホマ州、ミッドウェスト・シティ

ハロー、シャノン・ドン・ワン、

暖かいお言葉と質問どうもありがとう。現在温めているアイディアは30曲ほどあるけれど、その多くは実際あった出来事や僕の考えていることに由来したもので、本や詩からアイディアを得ることはあまりない。でも誤解しないで欲しい。多くの偉大な作家のあらゆる作品にも、またそれほど偉大でない作家の作品にも、色々な意味で影響を受けたことは否定できない。でもそれは主にずっと昔、僕がまだ自分のスタイルを見つけだす以前のことだ。

初期の僕のボーカルスタイルが若き日のエルヴィス、リトル・リチャード、クリフ・ベネット、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、ダスティ・スプリングフィールド、ブレンダ・リー、エラ・フィッツジェラルドその他多くのシンガー達に影響を受けたように、アシモフ、ブラッドベリ、トールキン、ポー、ウォーターハウス、ドイル、(チャック)ベリー、そして(おこがましいが)チョーサー、シェイクスピア、ホメーロスその他のお陰で僕はストーリーを語ることに興味を持ったんだ。ロジャー・グローヴァーと一緒に "Any Fule Kno' That" を書いた時点では、ちょうど作品への取りかかり方をもう一度考え直そうとしているところだった。以来いわゆる技巧は余り気にせず、自分の言いたいことを表現するというスタイルが身に付いてきた。もちろんこれは技術的にすごく優れたミュージシャンと一緒だからこそ可能なんだと付け加えなくては。

次の質問は難しい。もし孤島で遭難するんだったら、その昔最初に買ったアルバムを選ぶだろう。ハワイアンギターのアンサンブル(名前は覚えていない)のLPで、シチュエーションにもピッタリだろう。もう大昔のこと、手動の蓄音機で聴いていたアルバムだから、別に電気が通ってなくても問題なしだ。

2004年には2回のアメリカツアーが計画されている。最初は1月〜2月で、その次は8月〜9月だ。また近くで公演があるといいね。日程が決まり次第当サイトでも発表するので、時々チェックしてみて欲しい。

Cheers, ig

From: jeff@tf32dg.fsnet.co.uk

hi Ian,

クリスマスソングを集めたアルバムを作ろうと考えたことはありますか?

Jeff

ハロー、ジェフ、

実はあるよ。数年前スティーヴ・モリスがイギリス市場向けのクリスマスアルバムを作らないかと提案してきたんだ。タイトルは ABCになる予定で、これは "Anything But Cliff(クリフ以外は何でも)" の略。だが諸々の事情で結局お流れになってしまった。

Cheers, ig

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