Questions - you got 'em; answers - we got 'em

第75回: 友人&親戚、その気になって、柔軟な緑のパープルスカイ、情熱のスタミナ、
無口な照明弾砲手、メディアによる抹殺、ボーカリスト一覧

From: Gert Drews Jensen

ハイ、イアン

うちの息子達(10歳、14歳、19歳)は僕の昔からの音楽の趣味を引き継いでくれて、ここ2〜3年の間にもパープルのデンマーク公演を4回、ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンも観に行き、僕も息子達も大いに楽しみました。(プリーストはちょっと「年寄り」臭く、メイデンは旧い曲をあまり演ってくれなかったけれど。)70年代終わりから80年代の始めには、僕自身コペンハーゲンで行われるロックコンサートは全部観に行ったもので、息子達が同じ音楽を喜んで聴いてくれるのは、父親として嬉しい限りです。さて肝心の質問ですが、最近の質問1つと、30年以上も昔の質問1つです。用意はいいですか?

1) つい最近父が亡くなり、実家に置いてあったものを整理していたところ、1982年の "Kerrang" が出てきました。あなたの妹さん、ポーリーンが黒いレザー姿で、恋人のポール・ディーンと一緒に写っている写真と、バンドのメンバーを募集中という記事が載っています。その後彼女はどうしていらっしゃるのでしょうか?

2)古い質問の方はブラックモアに関するもので、おそらく何度も聞かれたことがあるでしょう。あなたとリッチーの仲が悪いのは、お二人の内のどちらかが、相手の奥さんだか恋人だかを寝取ったからだという話を、大昔にどこかの雑誌で読んだ記憶があるのですが、その後30年も頭にこびりついているこの話題の真偽を教えて下さい。最後になりましたが、パープルは同じ時期から活動している他のバンドの多くと違い、今でもパワーとエネルギーに満ちていて素晴らしいと思います。どうかこれからも頑張って下さい。去年ストーンズのデンマーク公演も観てきました。特に好きなジャンルの音楽ではないのですが、実にいい体験でした。キース・リチャーズの演奏がどうとか、ミック・ジャガーの声がどうとかは論争の余地があるかもしれませんが、コンサートそのものは世界中で最高のショーだったという事実は揺らぎません。フツーの観客にはそれこそが大切なんです。パープルの次のデンマーク公演を楽しみにしています。

これからもロックし続けて下さい

Gert, Denmark

 

ハロー、ゲルト

ポーリーンは現在ロンドンで教師をやっている。声もいいし、ルックスも性格もミュージシャンにぴったりだったので、続けていれば上手くいっただろうとは思うけれど、レコード1枚出して止めてしまった。でも今の仕事にもとても満足しているし、実にいい先生でもある。

リッチーの女性の趣味には大賛成。みんな素敵な彼女ばかりだけど、寝取ったことはないよ(今のところはね!)

Cheers, ig


From: Manolis Kroussaniotakis

ハイ、イアン

以前あなたが3曲ボーカルで参加(その内1曲は Michalis とのデュエット)した Rakintzis のアルバムを最近また引っ張り出して聴いているところです。よろしければ質問をいくつかさせて下さい。

1. この共演の話はどうやって持ち上がったのでしょうか? 彼は気さくないい奴だという感じはしますが、僕がもともと興味を持ったのは、うちの妻のいとこが彼にそっくりだからというだけですが、レコードのクレジットにあなたの名前を見て、聴いてみることになった次第です。音楽のスタイルは僕の趣味じゃないし、ユーロビジョン・コンテストにギリシャ代表で出たってだけでも... とは言え、あなたが共演した3曲は作曲の面でも演奏の面でも、いつもの彼とは違った、もっとずっと(僕にとって)興味深い部分が伺えるものだと思います。

2. 音楽的に見るとこの3曲はあなたの他の作品のレベルにはとても及ばないものだとしても、どのナンバーも(特に "I think I know")曲としてかなり完成度が高いと思います。この中からどれかまた新しくレコーディングすることを考えたことはありますか? 作曲にはあなたも関わったのでしょうか? ラジオでよく流れるようなポップな曲にイアン・ギランとブズーキ! ちょっと考えられない取り合わせですが、実にうまく出来ています。

3. あなたのために作曲されたこの3曲の他に、"Walk On" でのあなたのボーカルも素晴らしいです。これも「パープルのメンバーではないけれど、パープルファミリーとパープルの精神の大切な一員」による曲だと、あなた自身も言ってましたね。いつものハードロックとは違い、もっとブルージーでメロディックなロック、今後こういった面を伸ばしていくって方向性もいいですね。次のソロアルバムで試してみてはどうでしょうか? ソロ活動はこれからも続けていくんですよね?

4. Vana Barba??? ギリシャでは誰もが知ってる美女ですが、会ったことあるんですか?

Manolis Kroussaniotakis

 

ハロー、マノリス

どうやって持ち上がった話だったかは覚えてないけれど、やって良かったと思える仕事だった。確かにメインの曲("Getaway")を聞かされた時は「いったいどうやって歌えばいいんだ?!」と頭を抱えたけど、1番を歌い終えたところでどこかからあの叫びが現れ、その後はみんながリラックスして仕事を続けることができた。そうそう、ブルース・ハーモニカ。あの音階にあんなにピッタリ合うなんて、誰が想像できたと思う? 誰よりも僕自身がまずビックリしたよ。君の言う通り、ミカリスはとてもいい奴で、それは決して悪いことじゃない。軽いポップというのが彼の音楽スタイルだけど、その裏には深い感情や思想が込められていて、ファンもそれをよく理解している。彼とツアーした時、僕がゲストスポットでステージに現れるとファンが「誰だこのオッサン?」と怪訝な顔をしてたけど、ミカリスのことは崇拝しているのが明らかだった。心から楽しんでロックしてる彼とのプロジェクトは、僕にとっても彼にとっても実に楽しいものだった。.

再レコーディングはしないよ。あの時にやった曲そのままの形で残すのが一番だ。どの曲も僕は作曲には関わらず、自分に合ったスタイルで歌えるように、歌詞を少しアレンジしただけ。

ソロアルバムは今後も作っていくけど、ディープ・パープルの仕事を優先したいので、その合間を縫っての作業になる。既にレコーディング済、および現在レコーディング中の全32曲をどうするかについて、先週もレーベル側とのミーティングをしたところだ。

方向性? ふむふむ、そういうものもあったね。大いに可能性ありだ。

そうそう、ヴァーナ。もちろん会ったよ。エキゾチックなロケ地あちこちで一緒にビデオ撮影した。確か海をバックに、岩だらけの丘の中腹でのシーンがあって、ミカリスと僕と、そして風に吹かれて身体(そう、ご存じのあの身体)にピッタリまといつく黒い薄地のワンピース姿のヴァーナ。ロングショットだったので、カメラはかなり離れた道路にセッティングされ、その周りにはクルーと友人達の群れ。僕の妻ブロンもその中にいた。

目だけで意味深長な会話をするミカリスと僕。彼女ともっと親密な仲になりたいのだが、直接聞く勇気がないと告げるミカリス。オッケー。下にあるカメラに口の動きを悟られぬよう、あまり唇を動かさないように気を付けながら「ヴァーナ、ミカリスが君のこともっと良く知りたいんだって。僕も君のことをもっと知りたいし、ホテルに戻ったら3人で楽しい時を過ごすって、どうかな?」と叫ぶ。

「あら素敵!」僕の方を振り返り、実に物欲しそうな顔で応える彼女。「それは是非! でも1つだけ条件付けさせてね。奥さんも連れてきてちょうだい。すっごい私のタイプなのよ、彼女!」

「冷水シャワーのように完璧に冷める返答」ランキングでは、サンドラ・アシュトン(Anecdotage 43を参照)と並んでトップを張るこの発言。いやはや、なかなか凄い女性だった。

Cheers, ig


From: Dan Ceska

Dear Ian,

ホームページとても楽しく読ませてもらってます。あなたのユーモアのセンスにはいつも笑わせられます。色々なバンドでの活躍も楽しんで聴いていて、フィラデルフィアのスペクトラムではサバスの "Born Again" ツアーとパープルの "Perfect Strangers" ツアーのライブも観ました。

両公演ともすごく良かったですが、"Born Again" 公演では、赤いブーツ姿のあなたが冒頭でいきなりマイクのコードに足を引っ掛かけてコケて、笑いながら起き上がった場面がありました。床に置いてあった歌詞カードを読もうとしてたのでしょうか。とにかく笑えたし、すごく楽しい公演でした。

僕も歌詞をなかなか覚えられず、自分が書いた歌詞でもカンペを使ってます。

さてメインの質問ですが、"Purple Sky" というタイトルの緑色のソノシートが手元にあります。雑誌(ケトウァンガーとかいうやつ?)の付録だったと思うんですが、これは "Future Shock" と同じメンバーでレコーディングされたものですか? 他にどこかで入手できますか? それともこれってかなりのレア物なのかな?

何にせよ僕にとってはとても特別な曲です。時々 "Purple Sky, Get Me High" というコーラス部分を思い出し、数週間そのまま頭のなかでグルグル回り続けます。本当に素晴らしいメロディーです。同じミュージシャンおよび音楽を愛する者として、お礼を述べさせて下さい。

Dan Ceska

 

ハロー、ダン

暖かい言葉をどうもありがとう。笑ってくれてとても嬉しいよ。イギリスじゃ、笑える話題なんてまったくない今日この頃だよ。「困り者」ピーター・ヘイン [訳者注:北アイルランド・ウェールズ相] に関するニュース以外は。

"Purple Sky" に関しては、君の持ってるのはすごくレアな物だと思う。確かにケトウアングの付録として配付されたもので、今でもちゃんと保存されてる数はかなり少ないだろうから、かなり価値あるだろう。

さていいお知らせだ。Edsel Records からの再発シリーズの内、"Magic" に "Purple Sky" も収録される。このCDに収録されるボーナストラックの全曲リストは以下の通り。

Breaking Chains
Purple Sky
Fiji
Helter Skelter*
Smokestack Lightning*
South Africa*
John*
South Africa [extended 12" version]*

* 印が何を意味するのか思い出せない...けどこのホームページのアルバム再リリースページを読めばもっと詳しい情報が載っていると思う。

4月にバックナンバーが続けて発表されるので、"Purple Sky" を含めた僕のバックカタログの中でも「レア」なものについての興味も高まるかもしれない。とにかく君の持ってるソノシートはかなりレアな物だ。僕も1枚欲しいところだ。

Cheers, ig


From: Chris Sigman

ハイ、イアン!

あなたの作品はどれも大好きで、"Gillan's Inn" は買ったその日からCDプレイヤーにずっと入ったままという大ファンです。息子もイアンと名付けたぐらいです!

昨年8月、ニューハンプシャーでの公演を最前列の真ん中で観ることが出来て実にラッキーでした。これまでに観たコンサートの中でも最高の公演でした。今回初めてパープルを観たうちの妻ですら、すごく感動していました。("Trashed" が聴けなかったのは残念でしたが。)

これまでにお気に入りのバンドはどれもライブで観る機会がありラッキーな僕ですが(パープルは22回観ました)、だからこそバンドが「仕事だからしょうがない」という態度で演奏していると、すぐ分かるんですよね。あなたの場合、ファンと同じぐらい「この場にいることが嬉しい」って気持ちがひしひしと伝わって来るんです。ハンプトン・ビーチでの公演が特にそうでした。さてそこで質問です。

これだけ長く活動を続けていながら、どうして今でもそこまで自分の音楽に情熱を持ち続けられるんですか? 長年やってる内に、そんな物とっくに失ってしまったアーティストが多いというのに。

最後に、これまで30年間近く、僕の人生のバックに流れる音楽を提供し続けてくれて、ありがとうと言わせて下さい。本当に嬉しいです。

Cheers!

マサチューセッツ州、フォール・リバー
Chris Sigman

 

ハロー、クリス

いや、君のお便りには僕も感動したよ。観客はバンドの6人目のメンバーだとこれまでも信じてきたけど、僕達と同じレベルの満足感を得てくれていると聞いて、とても嬉しい。子供に僕と同じ名前を付けてくれたなんて、とても光栄だ。どうもありがとう。

この先2ヶ月の間に、あらゆる僕のソロ作がまるで嵐のように次から次へと再発されるけど、その中に "Gillan's Inn" のスペシャル・ツアー盤、そしてタイアップ本の "Smoke This!" も含まれていることはご存じかな? アメリカツアーの面白い映像も、僕のレーベル immergent に色々揃っているので、近い内にニュー・ハンプシャーでの体験を自宅の居間でまた再現できるかもしれないよ。

質問については(これまでにも答えたかもしれないが)素晴らしいミュージシャンと理解あるマネージメント、そして家族や友人達に囲まれた、こんなクリエイティブな環境で仕事ができるって、信じられる?

情熱とは孤独な営みじゃないんだ。

Cheers, ig


From: Doug Seely

音楽界で活躍する、色んな面での才能に長けた人々にいつも大きな関心を持ってきました。あなたの作詞の才能は、もっともっと評価されるべきだと僕は思いますが、とにかくご活躍なさっていて嬉しい限りです。

大した質問じゃないんですが、"Smoke on the Water" がこれだけ長い間世界中で有名だという事実を考えて、いつも気になっていたことなんです。歌詞に登場する「照明弾を持ったバカ野郎」から連絡がきたこと、実際そいつと会ったことはありますか?

自分が世界中で一番有名なロックソングの題材になったとしたら、僕ならみんなに「あれは俺のことだぞ」と言いふらすか、それとも誰にも言わず黙っているか、どうしただろうかと考えさせられます。

いつも素晴らしい音楽をありがとう、これからも成功を祈ってます!

Doug

 

ハロー、ダグ

暖かい言葉をありがとう、とても嬉しいよ。

いや、これは面白い質問だ。

問題の男には(正式に)会ったことはないし、不思議なことにこれまで連絡してきたこともない。ただ現場で彼は僕のすぐ後ろの通路からガンを撃ち、走って逃げる後ろ姿はチラッと目撃した。その場にいた他の連中の話ではそのままロールスロイスに乗り込み、逃げ去ったとかいうことだが、どこまで信憑性があるものだか分からない。モントリューには高い車がそれこそたくさんあるからね、フェラーリだった可能性も十分ありだと僕は思うよ。

とは言うものの、金持ちの某ギリシャ人が当日「ハプニング」を計画していると事前に言いふらしていたという噂が流れてるのは聞いた。今風に言えば「スリルいっぱいの準自己発生的イベント」といったところだろうか。

もちろんこれは単なる噂やゴシップに過ぎないし、犯人はうまく逃げたままなんだろうが、このお便りを読んで、興味が湧いてきた。

それで面白い疑問が思い浮かんだんだが、これまで捕まることもなく上手く逃げてきたのに、今さら自白する価値はあるだろうか? 確かに「実は俺がやったんだ」と言えばハクは付くだろうが、それによって発生するややこしいトラブルはどうする? いや、よく考えてみたら、ここで名乗って出るべきだと思う。もしかしたらギリシャ人の誰かが「ウソつけ、俺がやったんだ」と反論してくるかもしれない。そしたらみんなにとって面白いことになる。

さて最後に質問だけど、ダグ、君いったい何歳?

Cheers, ig


From: Alona

ディアー・ミスター・ギラン

私はディープ・パープルそしてあなたのとてもユニークなボーカルの大ファンです。大勢のファンから同じようなことをいつも言われているでしょうから、ここは早速質問に入った方がよろしいですね。もし答えて頂ければ幸いです。

私自身もミュージシャンなのですが、最近の音楽はどうしても分かりません。そこでお伺いします。

最近の音楽についてのあなた自身のご意見は? ロックンロールの真の意味というものは、メディアによって少しずつ抹殺されつつあると思われますか? また60〜70年代の「旧き良き時代」が懐かしいですか?

Alona(14歳)

 

ハロー、アローナ

お便りと興味深い質問をどうもありがとう。僕が若いミュージシャンだった頃を思い出すよ。当時は今で言う「成功」なんてコンセプトは存在しなかった。

今日はさっきまでインタビューを受けていたところで、ジャーナリストとお互いエピソードを語りつつ、笑いあう中、ところで最近の若い連中はいっぱしのミュージシャンを気取ってても中身はからっきしというのが彼の印象だとか。いやいや、僕だって若い頃は態度だけデカくてこれといって言うことはなかったと思うよ、だってまだそんなに色々経験してなかったし、若い時は自分は不死だと思うから、先のことなんか考えないし、それは自然だよと答えた。でもそれはイメージの面だけでの話であって、もし若いその頃、音楽的にしっかりした土台に立っていなければ、僕だって「有名になる」ということだけに酔いしれてしまっていたかもしれない。幸い当時の業界は現在ほど貪欲じゃなかったから、有名とかそんな事はあまり考えずに自分の夢を実現することができた。

若いミュージシャンやバンドにとって、公衆にジロジロ見られながら自分の才能を開発し、伸ばしていくのは実に難しいことだし、現在の風潮は「今日この今ここにいる、明日はどこにいるやら」という事実もある。

伸びる才能のあるミュージシャンの数は、実際今の方がずっと多いのだが、残念なことに周りからの注目は短期のものに集中してしまっている。才能のある人はいっぱいいるのに、その多くは熟す前に枯れてしまう。本人達のせいではなく、我々の住む社会の気候および環境のせいだ。

音楽よりもっと古いジャンルでも同じことが言える。イギリスのスポーツ界は特にいい例だろう。世界を制覇するだろうと思われ、花々しく宣伝された選手の内、いったいどれだけが「宣伝だけ」で終わってしまうか知ってるかい?

実に残念なことだよね。

音楽これからも楽しんで頑張って!

Cheers, ig


From: Marcos Miacci

ハイ、イアン

ブラジルからお便りしてます。あなたの大ファンのマルコスと言います。

あなたのホームページは最近知って読み始めたところですが、「この歌手についてはどう思いますか?」といった質問はまだ見つけてません。

という訳で、下記のボーカリストについてのあなたの意見を是非とも聞きたいです。(ランク付けして下さいというのではなく、ただ単に意見を述べて下されば充分です。)

1) Freddie Mercury
2) Bruce Dickinson
3) Ronnie James Dio
4) Rob Halford
5) Joe Elliot
6) Arthur Brown
7) Meat Loaf

どうぞよろしくお願いします。

Marcos Miacci

 

ハロー、マルコス

お便りどうもありがとう。これまでにまだタッチされていなかった部分に触れる機会をくれて感謝してるよ。僕と同じように活動しているアーティストみんなに、大いなる尊敬の念を持っているけど、ここでは思い付くままの意見を書かせてもらう。(超高速でタイプ中。)

フレディー・マーキュリー: 「すんばらしい」の一言。実に偉大なボーカリストかつフロントマンかつキャラクターだった。とても愛していたし、今でも愛している。それは世界中の何百万人のみんなも同じだろう。

ブルース・ディッキンソン: いやはや、なんて奴だ。若い頃から知ってるけど、当時のエピソードはここで語ったら怒られると思う。それより現在の彼を見てごらん。熟練なパイロット、世界的レベルのフェンシング選手、アイアン・メイデンの音楽にピッタリのボーカルスタイルを持った、素晴らしいフロントマン。確かにナット・キング・コールには程遠いかもしれないが、ロックできる奴だからそんなの関係ない!

ロニー・ジェイムス・ディオ: ロニーの事は昔からいつも尊敬してる。一緒にアメリカツアーをした際、ロニーとクラウス・マイネと僕の3人で、「3大テノール」(パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス)にちなんで「3大5ポンド札」[注1] というトリオを結成した。ロニー・ジェイムス・ディオは偉大なるボーカリストであり、いい仲間だ。"Gillan's Inn" でもウットリするようなハーモニーと映像を提供してくれた。

[編集注: ちなみに掲載の写真はブルース・ペイン撮影によるもので、2002年に最初にこのサイトに掲載されました。見出しは他にも考えられるけど...そうだ、ここで懸賞タイムにします。僕が考えてるのと同じ見出しを送ってくれた最初の読者に、"Smoke This!" を1部贈呈します。「一番面白い見出し」ではありません。誰も当てられなかった場合は当選者なしですが、ニアミスの場合はある程度の配慮をします。]

ロブ・ハルフォード: いいボーカリストだってことは間違いないけど、金属ジャラジャラ付けてちょっと怖い!

ジョー・エリオット: ジョーは実に面白い奴で、彼のバンドもいい。かなり昔からの知り合いで、"Gillan's Inn" に収録の "I'll be your Baby Tonight" での彼のハーモニーはすごい!

アーサー・ブラウン: ファイア!! 2〜3年前にBBCのエレベーターで知り合い、ちょっとお喋りした後、パープルのブライトン公演を観に来てくれて、2人で何度もハグし合った。彼の叫びがどれだけ僕を自由に解き放ってくれたか、ちゃんと伝える機会ができてよかった。

ミートローフ: ジム・ステインマンの曲を歌わせたら最高。

Cheers, ig

訳者注
[1] Tenor(テノール)が Tenner (10ポンド・10ポンド札)に発音が似ているのに引っ掛けたダジャレ

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