The complete lyrics - all in good time

11. '69

(Gillan, Glover, Lord, Morse, Paice)
Deep Purple のアルバム Abandon より

1969年、僕とロジャー・グローヴァーがパープルに参加した当時、イギリスのバンドにとってロード・ソング(どさ回りについての曲)を書くのは簡単なことではなかった。アメリカン・ロックの特許とも言えるこの分野、イギリスではツアー文化はまだ発生しつつあるところだったからだ。が、30年後にはすらすらと自然に歌詞が出てきた。

おんぼろバンに機材がギッシリ、それもいいさ、俺たちゃ極楽気分。

2番に出てくる会場はどれも、あの時代を振り返れば誰もが思い出すだろうという名所ばかりだ。ザ・スピークというのはロンドンのウェスト・エンド、マーガレット・ストリートにあったスピークイージー・クラブのこと。当時いろんなミュージシャン、女の子、その他いつもたむろしてる連中(取り巻き、業界の奴ら、ミュージ志望者等)に混じって僕達もしょっちゅう長居したものだ。

バーで飲み過ぎた後、スパゲッティの皿に顔を突っ込んで寝てしまい、はっと目が覚めた時にはその日の夕食の半分は僕の頭から垂れていた。吐き気を覚えてトイレまだヨロヨロと歩くが、床で殴り合いの喧嘩をしてる2人組がいて(ドアマンは見て見ぬふり)、トイレのドアを塞いでいる。我慢できずにその場で吐いてしまい、喧嘩中の2人はゲロまみれ、すっかり争う気をなくしてしまった。ドアマンがにっこり笑って「うまくやったね、イアン」と一言。

マーキーは多分ロンドンでも一番有名なクラブで、当時の経営者はナショナル・ジャズ・ブルース・ロック・フェスティバル(その後のレディング・フェスティバル)も主催していたジャック・バリー。ジャックのことは心から尊敬している。いい気になってる僕に何度か注意してくれたこともある奴だ。

パラディソはアムステルダムのクラブ。ここの聴衆はみんなマリファナでラリっていて、音楽なんて聴いてもいなかった。長年の活動中、ロジャー・グローヴァーは色々なニックネームが付いたが、「Rugged Ferocious(がさつで凶暴な奴)」はその一つ。

テムズ河にかかるキュー・ブリッジたもとのボート・ハウスはロック・ブルース・ジャズの会場。この暗いクラブの壁にもたれつつ、人生とは何かについて深く思慮していたロジャー(またの名を The Stinking Hippy、臭いヒッピー)。そのジャケットのボロボロのポケットの中身がいきなり落ちて、放射線を描きながら落下し、テムズ河の深みへと沈んでいったのであった。

最後の部分はロスの安いモーテルについて。ハレルヤは僕とロジャーがパープルに参加して初めてレコーディングした曲だった。

'69

(Gillan, Glover, Lord, Morse, Paice)

Flying through the night
In a beat up wagon
With a mike stand up my jacksy
Give me a beer
I'll stand on a chair
And slip into something sexy

Black Cat Woolwich
The Tiger's Head
The Caf des Artistes
The Revolution
And the Bag O'Nails
I'll see you down the Speak'

Your Ma said you slept real good
In your food last night
But you couldn't Hold it down
And you broke up
A damn good fight
Ligging at the Old Marquee
Spinning Jack a line
Even he knew better than me
In sixty nine

Sixty nine, sixty nine,
Sixty nine, sixty nine

On the road to Paradiso
Back on your heads
Got to pay some dues
Rugged look down
As the Thames swallowed
His life at the Boathouse, Kew

Hot girls, Cheap TV
no AC,
Gotta sleep on the floor
Hallelujah what's a roadie
Hush my baby sleep no more

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